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2012-02-02

インドネシア便り36回 AKB48の姉妹グループJKT48誕生

 外国の最新の音楽から民族舞踊まで、インドネシア人は歌や踊りが大好きだ。歌手の層は厚く、アイドルといえども美貌に加え実力が伴わないと通用しない。トップクラスの歌手は国内だけでなく、インドネシア語が通じるマレーシアやシンガポールなどでも人気が高い。

 そんなインドネシアで、日本のアイドルAKB48の海外初の姉妹グループJKT48が誕生した(JKTはジャカルタの略)。

 昨年9月、約1200人の応募者の中から書類選考と面接で51人が選ばれ、ダンスと歌の訓練が始まった。多くはふつうの家庭で育った子で、昼間は学校に通い、夕方からの週4回の練習に励んだ。そこには娘の夢を叶えさせるため、車で片道2時間以上かけ送迎する母親の姿も多く見られた。

087 JKT48第一期生決定
JKT48第一期生決定

 10月にはAKBの高橋みなみさんの握手会がジャカルタで開かれ、会場に200人以上のファンが集まった。中には他の町から飛行機に乗って来たり、シンガポールまでAKBのコンサートを見に行ったというお揃いのTシャツを着た熱烈なファンも複数混じっていた。高橋さんはJKTの練習場に現れ、「いつか同じ舞台に立ちましょう。待っていますよ」と激励した。

 11月には総合プロデューサーの秋元康さんらがジャカルタに来て最終選考があり、12歳から20歳まで28名のJKT48の第1期生が決定した。

 秋元さんは、「ジャカルタには初めて来ましたが、インドネシアの子たちの歌や踊りのうまさに驚きました。インドネシアのパワーを感じたので、うまくいきそうな手ごたえがあります」と、自信を見せた。

 バンドン出身のメロディさんは、「いつか日本に行き、AKBと一緒にステージに立ちたい」、最年少のナビラさんは「世界の舞台に立てる歌手になりたい」、両親が日本人のレナさんは「日本とインドネシアの懸け橋になり、私たちの歌でみんなを元気にしたい」などと抱負を語った。

128 最年少のナビラさんとレナさん(右)
最年少のナビラさんとレナさん(右)

 しかしJKT48誕生のニュースはインドネシア国内ではあまり報道されなかった。同じ頃、韓国のグループ2PMのコンサートが開かれた。2万円もする特等席を含め、インターネット販売のチケットは発売15分で売り切れたという。舞台に登場すると女性が総立ちになり、韓国語で一緒に歌い続け興奮は頂点に達した。「歌のうまいグループはインドネシアにも多いけど、激しい踊りもできる本物のアイドルです」とファンは言い、芸能ニュースは2PMを大きく扱った。

029 2PMのコンサート
2PMのコンサート

 秋元さんは、「韓国のグループとは比較できません。AKBやJKTはデビューからスターになる成長の過程をファンが一緒に楽しむ身近なアイドルなのです」と言っていた。

 12月にJKT48はポカリスエットのテレビCMに初登場し、初めて民放の公開歌番組に出演した。みんな初めてのステージに立つ前はとても緊張していたが、AKBのヒット曲「ヘビー・ローテーション」をインドネシア語で歌い元気に踊った。

JKT48練習風景
JKT48練習風景

 その後、日本でAKBと共演することになった。「こんなに早く日本の舞台に立つ夢がかなっていいのでしょうか」と驚いたメンバーも多かったが、AKB48の紅白対抗歌合戦に出演した。
そして大晦日のNHK紅白歌合戦に出場することになり、AKBが歌う後ろで踊り、「がんばれ日本」の人文字も作った。

 デビューからとんとん拍子で日本での知名度も高まったが、今後はインドネシアでの活躍が期待される。2月末にはAKB48がジャカルタを訪れ、JKT48と同じステージに立つ。

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